当社は自社単独での「カーボンニュートラル」の宿を目指し、農業によるカーボンオフセットを実現するために挑戦をしています。
横芝光町には、坂田城址という城跡があり、そこには梅林が広がっています。千葉県下最大級の規模であり、毎年2月には梅まつり(ウメの花見)、毎年5月末から6月にかけては青梅の収穫が行われています。
そんな坂田城址の梅林ではありますが、青ウメの生鮮品としての市場価値は下がり、再生産価格に到達しない販売価格が続き、多くの梅林が耕作放棄になっています。
私たちが梅林を管理する経緯となったのは、2010年2月の梅まつりに出店したある日のこと。梅林の管理を地主さんから相談され、先代が二つ返事でOKしてきたことがキッカケでした。
それから数年が経過し、同じ地主さんから、高齢を理由に追加の2か所の管理を依頼され、そこからまた新たな地主さんにつながり…と、気が付けば3,500㎡・75本以上の梅林を管理することになりました。