2010年から管理してきた坂田城址の梅林。
これまで「カーボンオフセット」につながるはず!と取り組んできた、搾取しない農業の実践。3年目にして、農作物に大きな結果が!!なんと、黒星病への感染率が5%未満。慣行の梅よりも、色・艶が良く、収穫量も慣行とほぼ同等!普通に市場出荷出来るレベルになりました。
3年前から、「梅活動チーム」で取り組んできた、化学肥料や化学農薬、除草剤、ホルモン剤などを一切利用せず、特製堆肥と特定農薬(お酢や木酢液など)のみで3年間やってみよう!と取り組んできました。
そして「搾取する農業」から「与える農業」に転換した3年目。慣行栽培にも負けない青梅が収穫できました。
***前回までのあらすじ
さて今回は、「梅林がカーボンオフセットにつながるのか?」ということに、ひとつの結果が示されましたので、ご報告いたします。
●土壌診断結果
全炭素量(C)g/Kg
・地域標準値:20.8
・測定値:51.7
なんと、地域標準値の2.49倍もの炭素を貯蔵していることがわかったのです。